2019年9月3日 | 心と潜在意識 |
自分の気持ちを大切にして、自分らしく生きようとしたら、
「相手が不機嫌になる」
「相手が離れていく」
といった経験が必ずついてきます。
例えば、あなたの欲求を大切にすることを優先して、相手からの依頼や誘いを断ったとします。
その場合、相手があなたの選択を尊重して受け入れてくれる場合ももちろんありますが、相手が不機嫌になる場合もあるのです。
中にはあなたの選択が気に入らず、あなたを嫌って離れていく人もいます。
これらの経験は避けて通ることができません。
なぜなら私たちは相手の機嫌や感情をコントロールすることができないからです。
相手を機嫌よくさせ続けることなどできないのです。
「相手が機嫌よくいられるかどうかは自分にかかっている。
自分さえ我慢すれば、相手も機嫌よくいられるし、万事うまくいくのだ」
という考えは、ある意味、傲慢な考え方ともいえます。
相手の機嫌の責任まで引き受けるというのは、一種の越権行為であり、
「相手には責任能力がない」
という考えにもとづく行為なのです。
実際のところ、相手の機嫌がよいか悪いかは相手の問題であり、その責任は相手にお返しするしかないのです。
私たちにできることは、自分の機嫌や感情の責任を受けることです。
他人の機嫌や感情はコントロールできませんが、
「自分の欲求や気持ちを大切にするかどうか」
「自分が機嫌よくいられるような選択をするかどうか」
は私たちが自分の責任で選べることです。
もっとわがままでいいのです。
もっと自分の気持ちを優先して生きて良いと思います。
それでもそばにいてくれる人といればいいのです♩