ポジティヴは強要するものではないです

ポジティブは強要するものではないです。

いきなり、あとよろしくー!的な唐突な休校要請されて、共働き家庭やひとり親家庭の方たちは、子どもを一人で留守番させる?仕事休めるの?とか、
きもちが混乱したり不安にもなります。

仕事を休んだ場合、それを支える方たちの仕事量は倍増するだろうし、プレッシャーもあると思います。
みんな今が踏ん張り時なのかもしれない。

大人だけじゃない。
子どもだって、喜んでいる子もいれば、
まだこころが追いつかない子もいる。

みんなどこかいつもと違う感情を体験してると思うんですよね。
こんな時だから仕方ない、というのもわかった上で…。

そんな中、気になったのが、
無理矢理ポジティブに引き上げようとする声。

「落ち込んでも仕方ないよ」とか、
「それも自分で選んだ環境でしょ」とか、
うん、わかるよ。その言いたいきもち。
(でもちょっと黙ってほしい)
きっと何とかしてあげたくて…、のフォローの言葉もありがたい。
(がしかし、いまはポジティブにはなれないんだよぉぉぉぉ!!!)

はい、落ち着いて。
まずは、不安でいいじゃん。
本人のきもちが落ち着くまでは。
だって不安なんだから!!!

不安や辛い時に、本音をこぼせる環境って、私はとても大事だと思うんです。
言語化することで、自分のきもちを自分がわかってあげられるし、放つことできもちが少しずつ落ち着いてくると思うから。

でもなぜか今の世の中、ネガティブな発言は控えなきゃいけない、我慢しなきゃ、自分の中で閉じ込めなきゃ、みたいなね。
ポジティブでいることが大事で、ポジティブな人が良しとされる!みたいな。

本当はしんどいのに、無理矢理ポジティブに持ってくって、誰のため?なんのため?

もうさ、そんなにがんばらなくていいよ。
辛いときは辛いって思いっきり吐き出せばいいよ。
誰にも受け止めてもらえないなら、自分で自分を受け止めてあげればいい。
自分のきもちを尊重して肯定してあげればいい。
存分に味わえばいいのよ、ネガティブな自分を。

受け入れて肯定しまくって、
それから…なんです。
どうしたらいいかな?って考え、ポジティブワールドに目が向けられるのは。

だから、焦らせないでください。
きもちに余裕があるひとは、見守っててください。
それでも何か言いたい!してあげたくなってしまう!のであれば、【アイディア】をください。
「子どもとこんな遊びをして盛り上がったよ」とか、
「レトルトだけど栄養もあって安心できる商品があるよ」「仕事しながら小さい子どもをみてもらえる場所があるよ」とかね。

ポジティブなことは素敵なことだけど、
ネガティブなときも、人間だものー、あるよね!
そんなふうに穏やかに見守ってもらえたら嬉しいです。